娘が学校に行きません
9月1日、夏休み明けの1日だけ無理やり引きずるようにして連れて行きましたが、9月2日(土曜日授業)以降、授業には一切参加していません。
授業には、というのは、スクールカウンセラーの先生と遊びには、行けるからです。
娘は、小学校1年生です。
GW明けにも同じようなことがありましたが、その時は数日休んだだけで登校できるようになりました。
2時間目から行く、や、お昼で帰ってくる、といった方法はもちろんとりました。ただ、この時に一番効果的だったのは「朝、お友達と一緒に登校する」です。
うちの地域では『登校班』なるものはなく、1年生でもしょっぱなから一人で登校します。もちろん、最初のうちは親が付き添っていることが多いですが、そのうち完全に一人で登校します。
慣れてくると、途中からお友達と合流したりする子もいますが、娘は広い学区の中で、あまりお友達がいない経路を通学路として(私が)選んでしまいました。偶然出会う子も少なく、また、同じ保育園から同じ小学校に行った子が一人もいない、大人で言うところのアウェイのような状況です。
そこで、同じ経路を使っている同じクラスの女の子のお母さんにお願いして、朝一緒に登校してもらうことになりました。そうすると、一緒に校門をくぐる子がいる安心感からか、登校できるようになりました。
その女の子と割と気が合った、というのも大きかったと思います。
ただ、私が門の付近まで付き添って行く、というのは、夏休みが始まるまでやめることはできませんでしたが。
大きな心配がありました。その女の子が、夏休み明けから通学路が変わることです。娘にも、そのことは伝えていました。夏休み明けからは〇〇ちゃんはいないよ、と。
「ふ~ん」というような反応でしたが、「もしかすると大丈夫かも」と思わせてくれる表情だったので、少し油断していたのかも知れません。
夏休み中、学童に行かなくなりました。その時は「9月になったら学校は行く」と言っていたので、それを信じて学童は休ませました。
が、いざ9月になってみると、「行かない」「行きたくない」です。
「校門まで連れてきてくれたら何とかなります」という学校の言葉を信じて9月1日に引きずってまで登校させたのですが、その日、たまたま体調が悪かったようで、4時間目が終わって帰ってくる頃にはグロッキーで、その夕方に38度まで熱が上がりました。
無理やり連れて行こうとしたことに対して抵抗したために体力を消耗したことに加え、とても暑い日であったことも原因の一つかと思います。
そして、その体験は恐らく娘の心に深い傷をつけました。
そこから今日まで、一時間たりとも授業は受けていません。
行けるようになってほしい、というのが本音ではありますが、そんなに行きたくないなら行かなくても良い、とも思います。でも、友達もいる学校、やっぱり行ってほしい。
少しずつ、私と娘の体験を綴っていきたいと思います。私の記録です。